展示紹介 ⑧
いつも仕様書から始まり、ラフや線画で着地点を見定めていくことはしますが、
イラストレーターさんの描く世界の、細かい設定や物語についての説明を求めることはあまりしていません。
(仕事だったらするのかもしれませんが)

イラスト:てsら
写真:ねこむろ
イラストや文章の断片から想像を膨らませて、言葉にして紡いでいくことに正解も不正解もなく。実は、その過程こそ自分にとっても他者にとっても替えのきかない尊いものだとも思っています。見た方にとって特別な物語が想像できる展示になりますように。
そんな私には、彼女たちの表情が少しだけ大人っぽくなっているようにも見えました。手前の彼女の瞳の感情がとても素敵だったので、今回の紹介でここを見てもらいたいなーと思って載せています。
想像力をたくさん掻き立てる光景を描いてくださったてsらさん、ありがとうございました。
2021.02.26